長い休み中に中学生に読んでもらいたい本 4選

a0002_008649

夏休みはもうそこ 課題図書?えぇ〜、、面倒 なんて言わせないよ?本好きな子供に育ててみようでも本好きになって欲しいな~ということを書きましたが、長い夏休みですし、ぜひとも、中学生のお子さんがいたら、読んでみてもらいたいな。という本を厳選して5冊取り上げてみます。

a0002_008649
とはいえ、私の好きな小説家である重松清さんと東野圭吾さん中心ですが・・・。

きみのともだち

私が中高生の方たちに一番おすすめしたい作家さんである
「重松清」さんのきみのともだち。


この本は短編集でありながら、すべてがつながるお話。

主人公の和泉恵美ちゃんが小学校4年から社会人になって数年後くらいまでの話。
短編集なので、主人公は話ごとに変わりますが、最初の話が恵美ちゃんで次はその弟、その次はクラスメイト・・・
といった感じです。
その中で「ともだちって何?」というテーマが一貫して描かれています。

様々な友達の形が描かれているけれど、その形どれが正解であるとして書かれていません。
そんなの本当の友達じゃないよ
っていう言葉、割とよく耳にしますけど、そんなことはないのかもしれない。
たとえばクラブでは仲良くしてるけどクラスに入るとお互い違うグループにいて
部活で仲良くしてるほどじゃない。だからクラスだとギクシャクしちゃう、とかね。
大人になると友達というカテゴリーは決してひとつの形ではないということも理解できるけれど
思春期は学校、友達がすべてと言っても過言ではないですよね。

夏休みの機会に友達ってなんだろう?ってちょっと考えるのも良いかもしれません。

さまよう刃

映画化もされたので知っている方も多いことでしょう。
ガリレオシリーズで有名な東野圭吾さんの小説です。

夏祭りの帰宅途中に高校生の娘が少年たちにレイプされた挙句殺されてしまう。
コンクリート殺人事件を彷彿させるこの小説は東野恵吾が投げかける少年法に対しての抗議なのかもしれません。
主人公である父は少年たちに復讐を決意する話。ざっくり言いましたが・・・。
主人公の父の気持ちは痛いほど理解でき、法律で裁くことができないのであれば、自らが・・・
考えた。ずっとずっと考えた。何が正しくて何が悪いことなのか。考えても考えても答えが出なかった。読んだ後1ケ月くらいは考え続けた。東野圭吾はこうして「考えさせること」に意味を求めて、この本を書いたのではないか、と思った。何度も何度も読み返すことで、戒められる本ではないかと思う。

絶歌が話題になるくらいなら この本もっと話題にすべきじゃないですかね。。。

十字架

重松清さんの小説です。

中学2年生でいじめを苦に自らの命を絶った少年。
そして主犯格とそこにコバンザメのようにくっつく少年1人から受け続けた執拗ないじめ。
周囲のクラスメイトはみないじめを知っている。
けれど誰ひとりも注意するどころか先生にも言わない。
なぜなら、自分がその立場になるのは絶対嫌だから。
いわゆる いけにえ。
いじめに直接加担はせずとも見殺ししている。

遺書には主犯格の2人の名前と「君は親友だよ」と書かれた真田と
自殺当日に「好きだ」と告白された小百合。

物語はこの真田の視点から小百合と残された父、母、弟を主として1人の自殺が周囲に与えた影響がいかに大きく、そして長期にわたるものかを描いている。

「十字架」というタイトルのように、親友と書かれてしまった真田と好きだと告白されても受け入れることができなかった小百合は、大きな十字架を背負ってしまう。
自殺した少年の母親は、真田が親友で、小百合が彼女とは言わずとも、少なからず悪くは思ってなかったに違いない、親しい女の子だったに違いない、と信じ、2人にいつまでも顔を出してほしい、と願うからだ。
いじめに直接手は出さずともいけにえとして彼を結果として差し出してしまっていた2人は真実を彼の母に打ち明けることができないまま、真田も小百合も大人になってゆく。

というお話です。

amazonのレビューでは
「そこまで背負わなくても」とか「読み物として捉えるべき」と書かれているものもあるけれど
思春期の子供たちの世界は「学校」であり「友達」が中心なのだ。
家族の中のアイデンティティーを築くことのできた子供たちは自然と家族の中から自立することで学校の中にアイデンティティーを求める。
そこでいじめを受け、自分という人間を否定しまくられるいじめに対して
リアルに描かれていると思う。

いじめによる少年少女の自殺は減少どころか急増中だ。

この本は子供だけではなく、教師の方々にも読んでいただきたい本です。

白夜行

東野圭吾さんの小説、はい。
ドラマ化されたり、映画化されたりしているので
タイトルだけでも知っている人は多いことでしょう。

ただただストーリーに引き込まれる。
私、この本何回読んだかな・・・というほど読みました。

なぜ何度も何度も読んだのか。
というと、850Pほどもあり、主人公となる少年と少女の
内面が一切描かれてないんです。
自分で想像するしかないの。ただ淡々と事件が起きていきその周辺には必ず少年がいて影には少女がいる。
稀代の悪女と犯罪の天才。二人はどのように結ばれ、何を目指したのか。
想像するしかないのです。

続編ともいえる幻夜は何度も読まない・・・のはやはり白夜行のほうが
小説としては面白いんじゃないかなーと思ったり。

お薦めの本まとめ

本当は5選にしようと思ったのですが、私が読んでるのって
本当に1人の作家さんを気に入るとその人の本を読み集める癖があって
東野さん、重松さんだらけになってしまうのでw

漫画でもお薦め漫画あります。

・山岸涼子・・・日出処の天子
・大和和紀・・・イシュタルの娘

ほかにもキングダム、エースを狙えとかね。

興味のある作家さんを見つけたら、その作家さんが書いている小説をかたっぱしから読むのも
読書の醍醐味ですよ^^

長い夏休み、良い本に巡り合えるといいですね^^

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>