胆管ガンは本当に発見されにくい。川島なお美さんと同じく義母も胆管ガンでした

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先日、54歳という若さでお亡くなりになった川島なお美さん。
病名は胆管ガンでした。

この胆管ガン、昨年亡くなった夫の母も同じく胆管ガンだったのです。

きっかけは癌の症状が出たわけではなく、違うことから。
だからこそ発見されにくいものである、とわかります。

胆管ガンとはどんなところにできるガン?

消化器系ガンの専門医師たちが口をそろえて「難しい」と言われるのが
この胆管ガンです。

義母の担当医も言っていましたが
発見されにくく、有効な薬も少なく、治療は困難。
このガンの最大の特徴は早期の段階ではほとんど症状が出ないため
見過ごされてしまい、発見されたときにはすでにかなり進行している状態であることが多いのだそうです。

国立がん研究センターがん情報サービスによると、胆道がん(胆管がんと胆のうがん、胆管が十二指腸につながる部分の乳頭部がんの合計)の罹患(りかん)数(2011年)は男女計で約2万3600人。一方、死亡数(13年)は男女計約1万8200人に達する。大腸がん(罹患数約15万8000例、死亡数約4万7600人)と比べると、胆道がんはその罹患数と死亡数に大きな差がないことが目につく。日本肝胆膵外科学会の「胆道癌(がん)診療ガイドライン」によると、胆道がん診断の第一は腹部超音波(エコー)検査および血液検査とされている。超音波検査で精密に胆管を調べていけばがんが見つかることもあるが、すでに進行している例が多く、「非常に手間がかかるうえ精度も高いとは言えない」(小高センター長)ため、一般検診で行うことは難しい。血液検査は胆道がんに伴う肝機能障害を見つけるもので、胆道がんに特異的な検査は存在しない。

 第二の診断方法はCTだが、早期では写らないことが多い。より高精度な検査としては、胆管内にチューブを入れて胆汁に含まれるがん細胞を調べる「胆管細胞診」や、胆管を直接ファイバースコープで見る「胆道鏡」がある。しかし三嶋教授は「胆管がんと胆のうがんの手術例のうち、約半数は胆汁細胞診では陰性になる。胆道鏡も胆管の幅の広い部分にしか使えず限界があるし、一般検診では使いやすいものではない」と言う。

義母の場合 発見された時点で末期でした

入院に至る話に関しては別の記事にして書く予定なので
ここでは省きます。

違う件で入院中の際、夫が病院に
「念のため 全身を検査してください」
とお願いし、わかったのが胆管ガンでした。

判明した時点での医師からの説明では
・すでに末期で抗がん剤治療を行ったとしても、ガンではなく抗がん剤治療による副作用がかなりきついため体力が持たないのではないか
・手術はとても難しくできない

つまり手の施しようがない。ということだったのです。

私は自分がほとんど毎日ごはんをだし、病院への通院も私が付き添っていたため
気が付けなかったことに対して自分を非常に責めました。

そのことを告げるとお医者様からは
「胆管がんは人間ドッグに半年に1度とか入らない限り、普通の健康診断では見つかりませんよ」
と言われました。
と言われても後悔は残りますが・・・。

普段通院している病院だったのではあるものの、内科ではなく脳神経科だったため
そこまでは普段検査はしません。
しかし、3か月に一度は血液検査もしてもらっていたのです。

それでも見つからなかったのだから仕方がないんですよ・・・・
と言われました。

急性病院だったため、違う病院に移ることをすすめられる

通常、ガンの場合には、昔とは異なり
本人告知を必ず今は行うようなのですが、軽度の認知症であること
高齢であることから、まずは家族に説明し、家族を了承を得てから本人に告知。

という形だったのですが
私と夫は義母には話さない という決定をしました。
夫はかなりつらそうでした・・・。自分の母親の命の長さを自分が決定してよいのか。
ということです。
一人っ子はこういう時、つらいですね^^;

母には入院し体力も弱っているから、リハビリ病院に移って体を元気にしてから
退院してまたデイに行こうね。
と話しました。

移転先に関しては自宅近くの病院があったのでそちらを紹介してもらい
1週間後には移転。

移転先の病院では医師からは
「よくこれだけの腫瘍マーカーで頑張ってるね・・・というほどですよ」
と言われました。

入院してから2週間程度は、食事もとれたし、外出も1日だけしました。
同居を始めて6年。
その間、本当にいろいろあったけれど、やっぱり私にとっても家族だったんですよね。
できるだけいけるときには行けるようにし、
息子たちも時間があるときには一緒に来てもらいました。

さすがに孫が来ると嬉しそうでしたね。それよりもやっぱり夫が来てくれるのが一番うれしかったようです。

外出した日には「じいちゃん(義父)のお墓詣りがしたい」というので
介護タクシーをお願いして外出しました。
お医者様からも「出かけられるうちに出かけたいところに連れて行ってあげてください」
と言われていました。

この病院のお医者様がそれはそれはとても優しい方で
看護師さん達も皆、やさしかったです。
それが救いでしたね~・・・。

しかし外出以降、食事もとれなくなり
足がパンパンにむくんできました。
私達の前では言いませんが、痛みもあったようです。

また鼻や口からも出血が起こるようになり、最後の10日くらいは意識もあるようなないような状態になりました。

それでも私達が顔を見せれば話そうとする意志は見えたのです。

一番最初に入院してたったの2か月でこれほど進行してしまうのか・・・・
と驚くほどガンの進行は早かったようです。

最期は自発呼吸が厳しくなり、酸素を摂りいれることができないため
貧血もひどくなり、
移転して1か月で義母はなくなりました。

最期はやはり、ガリガリになってしまい、本当にかわいそうでした。

義母も移転したときは「リハビリがんばらなくちゃ」とか言っていたんですが
自分でもある日、わかったようで、普段どれだけ周りが
「髪の毛切りに行こう」と誘ってもガンとして行こうとしなかったのに
私に病院で
「床屋さんに来てもらえないかしら・・・」
と言われました。

ガンはどんなガンもつらいと思うのですが、
胆管ガンは本当に早いです。

実は私の祖母も胆管ガンだったんですが、半年でした。

ただ、早いからなのか、苦しむ期間は非常に短いようでした。
おそらく移転してからじゃないのかな・・・痛みが出るようになったのは。

高齢のご家族がいる方は半年に一度人間ドッグに行かせてあげたほうが
良いかもしれません。

最期になりましたが、
http://mainichi.jp/premier/health/entry/index.html?id=20150714med00m010002000c
に書いてあった一言がとても響きました。

「「胃がん、大腸がん、乳がんなどはきちんと検診を受ければ怖がらなくてもいいがんになってきたが、胆道がんや膵臓がんは人類がまだ克服できていないがんの代表格だ」

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2 件のコメント

  • るじゅ様
    お久しぶりです。私の父も胆管がんでした。
    他界して8年です。
    通院していても 造影CTを撮らない限り見つかりませんね。
    父は手術しましたが 4カ月で逝きました。
    手術をしないほうがもっと生きたかもしれません。
    本当に凄い勢いのガンですよ。
    川島なお美さんの御逝去にあたりお悔やみを申し上げるとともに 父を思い出し なぜもっと早く見つけてあげられなかったのか??悔む日々です。
    るじゅ様 どんどんいろいろな情報を楽しみにしています。

    • miauさん こんにちは^^
      お父様もそうだったんですね。

      そうなんですよね、、、造影CTで箇所を指定しないと見つからないようですね。
      お医者様でさえ 難しいと言っているのですから
      ご自分をあまり責められませんように・・・。

      色々情報・・・というか私が書きたいこと書いてるブログなのですが
      これからもよろしくお願いします^^

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